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「祖母と糖尿病@」の続きです↓↓↓
祖母が肺炎により入院し、手当を受けました。一時はよくなりかけたのですが、容態が急に悪くなり、亡くなってしまいました。
容態が悪化したのは、祖母が糖尿病であることを誰も知らず、その事実を医師に伝えることができなかったため、医師が糖尿病であることをふまえた対処ができなかったからではないかと聞いています。祖母は糖尿病により内臓もかなり弱っていて、肺炎治療の薬により心臓に負担がかかったという話です。
その当時、医師が事前に糖尿病であることを見つけることができなかったのかは疑問ですが、祖母が糖尿病であることに周りの人が気付いていて、それを医師に伝えることができていたら、状況は変わっていたかもしれません。
現在では、糖尿病はかなり多くの人に知られている病気となりました。祖母自身、そして周りの人が糖尿病についてもっと知っていれば、祖母はもっと長生きできたでしょう。
実際、祖母の妹は糖尿病ですが、80歳を超え、今でも元気です。もちろん、毎日食生活などに注意をしているからでしょう。
祖母の妹が元気であることを思うと、無理矢理にでも祖母を医者に連れて行って検査を受けさせていれば、と私の母は今でも後悔があるようです。
私はまだ小学生の低学年でしたが、祖母が優しかったことを覚えています。遊びに行くとよく小遣いをくれました。
祖母が今でもまだ生きていたかもしれないと思うと、母の後悔もよくわかります。
祖母の妹も糖尿病である、といいましたが、実は糖尿病であるのは妹だけではありません。祖母の兄弟の全員が糖尿病なんです。
そして、祖母の子供の 5人のうち 4人が糖尿病です。唯一、私の母だけはまだ境界線でふんばっていますが、いつ糖尿病になってもおかしくない状態です。
これは糖尿病の原因の一つである「糖尿病体質」です。糖尿病の体質は遺伝します。
母の兄弟である叔父・叔母は全員糖尿病で、糖尿病によりなくなった方も 1人います。
糖尿病により亡くなった私の叔父は、健康診断により糖尿病であることがわかりました。
「叔父と糖尿病@」へ続く→ |
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