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こんにちは、「知って健康!糖尿病」管理人の「けちゃ」です。
このコーナーでは、私と糖尿病についていろいろと記述していきたいと思います。
最初にうち明けますが、実は私は今現在糖尿病ではありません。ただ、私の家族、親戚に糖尿病の人がいますし、体質的なことを考えると、糖尿病は他人事ではありません。(くわしいことは「私と糖尿病」のページでお話させて頂いています。)
まず、私の祖母です。私の祖母は糖尿病でした。今はもう亡くなっています。亡くなった原因は、糖尿病という病気そのものへの理解が、本人、そして周りの人たちに足りなかったためです。
祖母が亡くなったのは数十年前ですが、その頃、糖尿病という病気がどのようなものなのか、一般的にあまり知られていませんでした。
糖尿病は初期段階では自覚症状がないので、定期的な健康診断でもしないかぎり発見することは難しいものです。
自覚症状が出れば、自分で気付くことができるものの、その症状が糖尿病という病気の症状であることがわらないと、見過ごしてしまうでしょう。
糖尿病の自覚症状は、異常にのどが渇き水分をがぶ飲みするようになったり、異常な疲れ・だるさ、尿に糖が混じることで甘い臭いがする、痩せてくる、などがあります。
祖母には糖尿病の自覚症状が出ていました。異常なだるさ、尿に糖が混じる、痩せてくる、などです。
ただ、祖母に糖尿病の症状が出たのは 60歳ぐらいの頃であるので、疲れなどは年齢によるもの、体力が落ちたのかな?
ぐらいに考えてしまうことも不自然ではないでしょう。
尿に糖が混じって甘い臭いがするとしても、なんかおかしいな、ぐらいで、見過ごしてしまったのでしょう。
私は、祖母といっしょに住んでいたわけではないので、祖母の体調がどんな具合だったのか、実際に見たわけではありませんが、母は実家へ帰ると、祖母がだるそうにしていることが気になっていたようです。
ただ、母も糖尿病という病気をよく知らなかったし、祖母本人も横になって休めば大丈夫、といっていたため、母は医者へ行くことを進めたものの、強く言うことができなかったようです。
当時の実家のトイレは、水洗ではないトイレでしたので、汚物を回収してくれる業者が定期的に来ていたのですが、その業者の人から、「甘い臭いがする。糖尿病の人がいるのでは?」と実家の人が聞いていたということが後日わかりました。
この時にすぐに医者に診てもらえばよかったのかもしれませんが、実家の人も、きっと糖尿病というものが放置するとどれだけ大変な事態になるのかを知らなかったのでしょう。
そして、祖母は風邪こじらせ、肺炎になり、入院しました。
「祖母と糖尿病A」へ続く→ |
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