α-グルコシダーゼ阻害薬 糖尿病

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 当サイト「知って健康!糖尿病」では、糖尿病に関する基礎知識・予防・情報や用語集などを掲載しています。 糖尿病は今ではどんな方でも他人事ではない病気として広く知られてきましたが、まだ糖尿病に関して詳しくご存じない方もいらっしゃるでしょう。 危険なのは「知らないこと」です。 知ってさえいれば気をつけることができ、糖尿病を予防することができます。 また、すでに糖尿病である方、そしてご家族など近しい人が糖尿病である方は、自分のため、また大切な人のために、「知る」ことが役に立つと思います。 糖尿病をよく知り、糖尿病とうまく付き合っていくために活用して頂ければとても嬉しいです。

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 糖尿病の飲み薬
         〜α-グルコシダーゼ阻害薬

α-グルコシダーゼ阻害薬とは、1993年に発売された薬で、「食後過血糖改善薬(しょくご か けっとう かいぜん やく)」、または「糖質吸収阻害薬(とうしつ きゅうしゅう そがい やく)」ともいいます。


「α-グルコシダーゼ阻害薬の作用」

小腸での糖質の分解と吸収を遅らせる作用により、食後の急激な血糖の上昇を抑える働きがあります。

前のページで解説しました、スルホニル尿素薬にくらべると低血糖を起こしにくいという特徴があります。

この薬だけの服用であれば、低血糖を起こさないので、薬物治療を始めるときに選択されることが多い薬です。

食事前の血糖値はそれほど高くないが、食後にあがりやすいなど、比較的に症状が軽い方に適しています。

α-グルコシダーゼ阻害薬は単独で服用する場合と、スルホニル尿素薬やインスリン療法と併用されることもあります。

服用は、食事の直前に飲みます。薬の飲むタイミングを守らないと効果がありません。そればかりか、副作用が出やすくなってしまいます。


「α-グルコシダーゼ阻害薬の副作用」

お腹が張ったり、ガスが出やすくなったりします。この薬だけでは低血糖を起こすことはありませんが、他の薬と併用した場合は低血糖になることもあります。その場合は砂糖ではなく、ブドウ糖を飲んで対処します。

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