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糖尿病の運動療法は色々な運動が考えられますが、一番基本といえるのが、歩行運動、つまり「歩く」ことです。
歩くことは誰でも気軽にできますし、特別な道具が必要なわけでもないので、オススメです。
実際に歩行運動をする際は、運動する時間や速さ、回数、強さなどが重要となります。それぞれどの程度行うのかは糖尿病の方の年齢、運動能力、合併症があるかどうか、などで変わりますので、医師の指示が必要です。
下記は歩行運動の目安として、ご覧ください。
◆歩行運動の回数
1日に 2回ぐらいがちょうどいいでしょう。
◆歩行運動をする時間
だいたい 30分ぐらいがいいでしょう。あまり時間が短いと、血糖値が下がりにくいので、効果が望めません。
◆歩行運動の強さ
歩いた後の脈拍数が、運動前よりも 20%ぐらい増えるのがよいとされています。目安としては、「運動療法をはじめよう!C 〜運動強度」のページを見てください。
◆歩くスピード
1分間に80m歩くスピードで始めましょう。 13分で 1kmちょっと歩けますね。慣れてきたらさらにスピードを無理のない程度に上げてきます。あまりゆっくりのスピードだと効果が低くなってしまいますので気をつけてください。 |
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