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運動療法で大切なことの一つとして、自分にあった量(強さ)の運動をすることです。運動することが良いこととはいえ、やりすぎては体を壊してしまいます。
自分にあった運動の強さを知るための簡単な方法は、脈拍数から見ることです。
自分の運動できる限界の強度を 100%とすると、糖尿病の運動療法に適しているのは、40〜60%の強度が適度な数値といわれています。
例えば、50歳代の方なら、1分間に 100ぐらいの脈拍からはじめて、125程度の脈拍数にふやしていくのが、ちょうどよいということです。
◆60代 = 1分間に 100程度からはじめて 120程度まで
◆50代 = 1分間に 100程度からはじめて 125程度まで
◆40代 = 1分間に 105程度からはじめて 130程度まで
◆30代 = 1分間に 110程度からはじめて 135程度まで
◆20代 = 1分間に 110程度からはじめて 135程度まで
上記はあくまでも目安です。上の数値でも苦しい場合は運動量を抑えてください。自己判断せずに、医師の指示に従ってください。 |
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