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前のページでは、食事療法の大切さを解説しました。このページでは、食事療法で、どのようなことに注意して食べるものを選べばいいのかを見ていきましょう。
糖尿病の食事療法は、
・栄養のバランスのいい食事をする
・決められた範囲内のエネルギーにおさえる
ということになります。
糖尿病だからといって、特別食べていけないものはありません。甘いものも食べていいんです。
ただ、1日の決められたエネルギーの範囲内で、糖質・脂質・たんぱく質のバランスのとれた食事をすることが必要です。
1日の決められたエネルギーとは、医師により患者さんの病気の状態に合わせて指示される
1日のエネルギー(カロリー)量のことで、「指示エネルギー」と呼ばれます。
3大栄養素である、糖質・脂質・たんぱく質は一般的に、1日の総エネルギー量の、「50〜60%を糖質」、「20〜25%を脂質」、「15〜20%をたんぱく質」という割合でとることが望ましいとされています。
血糖値があがってしまうから・・・、といって糖分をまったくとらないことはよくありません。糖分は必要なエネルギーです。糖尿病の具合によって制限してとることを心がけましょう。
1日にとるエネルギーの総量を制限して、適切で健康的な食事をしましょう!
「どうすればいい?食事療法A」のページも目を通しておいてくださいね。 |
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