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血液中のブドウ糖が増える原因は、お米やパンなどの毎日の食事です。
食事によって得られた糖質は、胃や腸などによって分解され、ブドウ糖になります。そして、ブドウ糖は血液に吸収されて、そのブドウ糖は体中の細胞に吸収されて、それをエネルギーとしています。
そして、余ったブドウ糖は脂肪組織で中性脂肪となって貯えられたり、筋肉や肝臓でグリコーゲンという物質に替えられます。
ブドウ糖が体内で不足したときは、貯えられていたグリコーゲンがブドウ糖に分解されて、エネルギーとなります。
食べ物に含まれている糖質はブドウ糖となり、私たちが生きていく中で大切なエネルギーになるんですね。
ただ糖質(ブドウ糖)を取りすぎると、健康な人ではブドウ糖が体中の細胞にたくさん吸収されてしまい、「肥満」になってしまいます。
また、糖尿病の人が糖質(ブドウ糖)を取りすぎると、血液の中にブドウ糖が多い状態が続いてしまい、様々な体の異常が出てしまいます。
この異常は「合併症」と呼ばれるものです。合併症については「糖尿病の合併症」のページで解説しています。
大切なエネルギーであるブドウ糖も、やはり取りすぎるとよくない、ということなんです。
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