|
|
運動の血糖への影響
(うんどうのけっとうへのえいきょう) |
|
|
糖尿病の治療での運動療法は、血糖にどのような影響をもたらすのでしょうか?
糖尿病治療での運動は、あくまでも体内のブドウ糖の利用をスムーズにすることが運動の目的です。
適度な運動は、筋肉でエネルギーを消費するので、血液の中のブドウ糖をどんどん取り込むようになります。
さらに、運動することで、インスリンの働きも良くなるので、運動をした分、インスリンを節約することができます。
ですから、運動中は膵臓(すいぞう)からのインスリンの分泌が少なくてよくなるので、多少インスリンが不足していたとしても血糖を下げることができるんですね。
インスリンが不足するために、血糖値が上がってしまう糖尿病の方にとって、適度な運動はとても良い治療なんです。
食事療法ももちろんですが、運動療法もしっかりと毎日続けて、糖尿病とうまく付き合っていきましょう! |
|
|