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1型糖尿病の原因として、ウイルス感染が考えられています。
ある種のウイルス感染が引きがねになって、自己免疫反応が起きます。自己免疫反応とは、体に異物が入ると、それを排除しようとする免疫機構のことです。
しかしそれが異常な働きをしていまい、自分自身の細胞・組織を攻撃してしまいます。その攻撃が、インスリンを分泌する膵臓(すいぞう)のランゲルハンス島のβ細胞にむけられると、β細胞が働かなくなってしまうのです。
そのためにインスリンがつくられなくなってしまうのです。
β細胞をおかすと疑われているウイルスもあります。おたふくかぜのウイルス、EBウイルス、コクサッキーウイルスなどは、1型糖尿病が発症した時の血液検査で、抗体として検出されることがあります。 |
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