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糖尿病の初期症状と自覚症状
(とうにょうびょうのしょきしょうじょうとじかくしょうじょう) |
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2型糖尿病は、初期状態では自覚症状がほとんどありません。自覚症状があらわれてくるのは、高血糖の状態が 5〜10年ぐらい続いてからです。
ですから、糖尿病により自覚症状が出てくるということは、糖尿病がかなり進行していることになるのです。
糖尿病の自覚症状として早い段階であらわれるもとしては、「異常な空腹感」、そして、「異常なのどの渇き」、「排尿の回数が増える」です。
これらの症状は、血糖値が 200〜250mg/dl 以上と、かなりの高血糖になってから重複してあらわれます。
そしてそれらの症状が出てもさらに治療せずにほうっておくと、食べたものがエネルギーとして十分に利用されないために、「体がだるい」、「疲れやすい」、「ちゃんと食べても痩せる」などの症状が出ます。こうなると、かなり糖尿病が悪化しています。
またさらに治療しないままにしておくと、食欲がなくなり、水分をがぶ飲みするようになります。さらにトイレの回数が増えて、飲んだ水分をどんどん出してしまうので脱水症状になってしまいます。血糖値も
500mg/dl 以上まで上がってしまいます。
こうなると、昏睡状態などの命を落としかねない危険な状態になる可能性が高くなります。
1型糖尿病の方は、上記の症状がさらに早くあらわれます。
糖尿病の症状が自分に起こったら、すぐに病院へ行って検査を受け、治療を開始してください。 |
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