|
|
糖尿病性腎症の食事療法
(とうにょうびょうせいじんしょうのしょくじりょうほう) |
|
|
糖尿病には食事療法は欠かせないものです。
ただ、糖尿病性腎症を合併してしまっている方の場合は、腎症の進行具合によって、食事療法が少し違ってきます。
腎症の初期の段階では、通常の食事療法でOKです。
ただ、顕性腎症の段階まで腎症が悪化してしまった方は、尿のタンパク量が増えて血液の中のタンパク量が少なくなると、体の中に水分がたまり、むくみが出てきます。
このむくみをとるため、塩分制限をします。通常は 1日10g以内が良いとされていますが、1日でとる塩分量を
3gぐらいにします。
そして、尿毒症を防ぐため、尿毒素の原料になるタンパク質の摂取量を制限します。通常、1日に約
80gぐらいのタンパク質をとっていますが、これを少しずつ制限していきます。
さらに細かい部分は、医師からの指示があるので、それをしっかり守りましょう。 |
|
|