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糖尿病であると診断するためには、検査をします。その検査は、「尿糖検査」と「血糖検査」です。
尿糖検査
尿糖検査は、尿に検査用の試験紙を浸して、浸した部分の色の変化によって、尿に糖が出ているかどうかを調べます。
しかし、尿に糖が出るのは血糖値が 160〜180mg/dl 以上になってからで、しかも尿に糖がでたからといって糖尿病でない場合もあることから、尿糖検査で糖尿病と決定することはできません。おおまかに知ることができる検査、といったものです。
血糖検査
血糖検査は糖尿病であるかどうかを調べるのにとても重要なものです。血糖検査は「空腹時血糖値」、「ブドウ糖負荷試験2時間値」、「随時血糖値」、を測定します。
空腹時血糖値とは、前日の夕食を食べてから何も食べず、翌朝に検査を行い、空腹の状態の血糖値を調べる検査です。
ブドウ糖負荷試験2時間値とは、簡単にいうと食後 2時間後の一番血糖値が高くなる時の血糖値を調べる検査です。
血糖値は、食事や飲酒、ストレスなどにも影響されるので、糖尿病の症状の有無や、グリコヘモグロビン検査(ヘモグロビン検査)などの値を調べて、すべての検査を総合的にみて糖尿病であるかどうかを診断します。
さらに検査についてくわしくは、「糖尿病の検査と治療」のページをご覧ください。 |
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