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低血圧とは、血圧が低いこと、または急激に低下することです。数値でいうと、最高血圧が100〜110mmHg以下、最低血圧が50〜60mmHg以下の状態です。
低血圧になると、血液循環が円滑に行われず、脳や体の末端への血流が悪くなることで、めまいや立ちくらみが起こってしまいます。
横になっている状態から急に立ったりすると血圧が急に低下して、めまい、失神などを起こすことがあります。これを起立性低血圧といいます。これはいわゆる「立ちくらみ」のことです。
糖尿病の方は、起立性低血圧になりやすいので注意してください。起立性低血圧については用語集の「起立性低血圧」のページをごらんください。
ちなみに血圧とは、心臓から送られた血液が、動脈の壁に与える圧力のことです。心臓が収縮して血液を送り出した時の血圧を「収縮期血圧(最大血圧)」、逆に心臓が拡張して血圧を戻しているときの血圧を「拡張期血圧(最小血圧)」といいます。 |
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