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糖尿病の食事療法をより簡単にするために、食品交換表というものがあります。 食品交換表では、「80kcal」 を 「1単位」としています。こうすることで、毎日の献立を作る時のカロリー計算の手間をはぶくことができます。
そして、糖尿病の方は、医師によって 1日に食べることができるカロリーを指示されます。これを指示エネルギーといいます。
ただ、指示エネルギーにより1日にとれる単位がわかっても、そのその単位をどのように
1日の 3食に配分するのかがむずかしいところです。
その問題は、医師からもらえる、食事指示票が解決してくれます。
食事指示票には、1日にどれぐらいのカロリーをとっていいのか、1日にとれる総単位はいくつなのか、そして総単位をどのように食事に配分すればいいのか、が書かれています。
食事指示票は、糖尿病の方が実際の食事療法をするときに必要なデータが全てわかるようになっているんですね。食事指示票と食品交換表があれば、栄養のバランスよい食事ができます。
そして、、食事指示票は変更されることもあります。最初に渡された食事指示票が、糖尿病の患者さんの症状や生活形態によってあわなくなることもあるので、、医師は必要に応じて食事指示票を変更します。ですから、医師や栄養士とよく相談することが大切です。 |
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