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体重が、急激に減ってしまうこは、体になにかしらの異常ある可能性があります。
糖尿病も、食べても食べても痩せるという症状があります。糖尿病の初期段階では、自覚症状がないので、体重の急激な減少などの自覚症状が出ているということは、糖尿病の病状はある程度進行してしまっていると考えられます。
糖尿病の治療をしている方は、毎日の体重の変化を見ることも大切です。測定した体重の変化による判断は、以下のポイントをよく理解して判断しましょう。
まず、食べ過ぎると体重が増えます。しかし、そのまま食べ続けると高血糖状態が続き、インスリンが効きにくくなり、栄養素がうまく利用できなくなることで、体に脂肪がつきにくくなり体重が急激に減ります。
上記のように、血糖コントロールが悪いせいで体重が減っている場合は、血糖コントロールを改善すると体重が増えてきます。
そして、食事療法がしっかりできていれば体重は標準体重に近くなります。糖尿病の方の理想的な体重は、標準体重よりも少し痩せているぐらいがいいとされています。数値でいうと、標準体重より、5〜10%ぐらい痩せているのがいいでしょう。ただ、もともと痩せ型の方は無理に標準体重に近づける必要はありません。
糖尿病の方の体重の変化をしっかりと把握しておいて、毎日決まった時間に 1回は体重を測るようにするとよいでしょう。 |
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