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糖尿病の方が風邪などの病気にかかってしまったとき、栄養をつけようとして、普段より多く食べてはいけません。医師に指示された分のエネルギー量（指示エネルギー）をしっかりと守りましょう。
病気により食欲不振になっても、食べないのはよくありません。なるべく食べやすい、おかゆやうどんなどに献立を変えたり、いっぺんに食べられない場合は、1回の食事量を減らして、その分食事の回数を増やすのもひとつの方法です。
おかゆやうどんなど、食べやすい食品も食べられないほど食欲がない場合は、とりあえず糖質をとるようにしましょう。果物、チョコレート、ビスケットなどを食べて、糖質を補給してきましょう。固形物がダメな場合は、ヨーグルト、ゼリー、アイスクリームなどもいいでしょう。もちろん、食べ過ぎないように注意しましょう。
病気でいつもの食事が食べられない場合であれば、普段控えた方がいい砂糖の入った食品も適量食べることは問題ありません。
そして、のどが渇くようなら、水分をしっかりとりましょう。高血糖になると喉が渇きますので、水、できればスポーツドリンクがいいでしょう。もしくはみそ汁やコンソメスープなどもいいでしょう。
どうしても気分が悪くて、どんなものも受け付けない、または吐いてしまうなどの場合は、すぐに医師に相談して適切な指示を受けましょう。 |
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