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食事療法が効く理由
(しょくじりょうほうがきくりゆう) |
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食事療法は、糖尿病の治療の中でも一番の基本であり、一番効果的な治療です。
それでは、なぜ食事療法は、それほど効果があるのでしょうか?
インスリンの分泌量は、食事の量によって影響を受けます。ただでさえインスリンが不足している糖尿病の方が多くの量の食事をしてしまうと、インスリンの作用が低下してしまい、血糖値が上がってしまいます。
さらに、インスリンの分泌を行っている膵臓(すいぞう)にとって、長い時間高血糖にさらされることはとても負担になります。その状態が続くと膵臓はさらにインスリンを正常に分泌できなくなってしまい、最悪の場合、膵臓はインスリンの分泌ができなくなってしまいます。
食事療法は、不足しているインスリンの働きにあった量の食べ物を取るようにすることで、食べたものが体の中で、完全に利用されるようにして、膵臓の負担の軽くし、最良な状態を維持することができるようにする治療です。
余分な食事を控え、食物の利用効率を高めることで、不足しているインスリンの分泌を助けて、インスリンを効くようにすることができるわけですね。
ですから、糖尿病の方は、毎日の食事療法をしっかりとおこなっていくことが大切なのです。 |
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