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失明とは、視力障害の中でも一番重度の状態で、「眼球を摘出した」、「明暗を判断できない」、「ようやく明暗を判別出来る程度」などの状態をいいます。
視力では、両目の矯正視力が0.1未満、または、片目の矯正視力が0.02未満で、もう一方の目が0.6未満の状態のことです。
糖尿病の合併症である、糖尿病性網膜症が悪化していまうと、失明にいたる場合があります。
糖尿病による高血糖からの障害は、まず目の網膜の毛細血管に症状があらわれます。ですので、糖尿病の合併症があるかどうかを調べるときは、まず網膜を検査します。網膜の血管は肉眼で見ることができる唯一の場所でもあるからです。
網膜の血管に障害が出たとしても、初期状態であれば血糖コントロールなどをしっかり行うことで、網膜症の悪化をくい止めることができます。
ただ、対処せずに何年もほうっておくと次第に視力にも影響がでてきて、網膜剥離になり、最悪の場合は失明することになります。
失明する原因の 1位は糖尿病性網膜症です。ですから、糖尿病であると診断されたら、しっかりとした治療をすることが失明を防ぐことにつながります。 |
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