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脂質とは、3大栄養素の一つで、糖質と同じように、体の中でエネルギーになります。
似たような言葉には、「脂肪」がありますが、脂肪とは正確には中性脂肪のことで、脂質とはこの脂肪も含めたいろいろな物質の総称です。
ただ、脂肪は脂質の大部分を占めているので、糖尿病の食事療法では脂質と脂肪はほぼ同じ意味でとらえておいても問題ありません。
糖尿病の食事療法では、3大栄養素である脂質、糖質、たんぱく質、さらにビタミン・ミネラルの
5種類をバランス良く取り入れる必要があります。
一般には、1日の総エネルギー量の50%〜60%を糖質、15%〜20%をタンパク質、20%〜25%を脂質からとるのが望ましいとされています。
ビタミン、ミネラルは不足しがちになってしまうので、意識してとるようにします。ビタミン、ミネラルは体の調子を整えてくれるのでとても重要です。
さらに、食物繊維も大切です。食物繊維は栄養素にはなりませんが、腸管で栄養素が吸収されるのを穏やかにする作用があるので、血糖値の上昇を穏やかにしてくれます。 |
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