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脂肪とは、一般には中性脂肪のことで、食物の 3大栄養素の一つです。肉などに含まれる動物性脂肪と、豆などに含まれる植物性脂肪に大きく分けられます。
脂肪組織は部位によって皮下脂肪・内臓脂肪などと分類されていますが、いずれも中性脂肪が蓄積したものです。
脂肪の役割は、糖質と同じように、体の中でエネルギーになったり、体温を維持したり、内臓を外部の衝撃から守るなどです。
似たような言葉には、「脂質」がありますが、脂質とは正確には脂肪も含めたいろいろな物質の総称のことです。
ただ、脂肪は脂質の大部分を占めているので、糖尿病の食事療法では脂質と脂肪はほぼ同じ意味でとらえておいても問題ありません。
糖尿病の食事療法では、3大栄養素である脂質、糖質、たんぱく質、さらにビタミン・ミネラルの
5種類をバランス良く取り入れる必要があります。
一般には、1日の総エネルギー量の50%〜60%を糖質、15%〜20%をタンパク質、20%〜25%を脂質からとるのが望ましいとされていまが、糖尿病の方は自分の病状に合わせて、バランスを考える必要があるので、医師に相談しましょう。 |
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