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腎蔵とは、腰の少し上辺りの、背骨を中心に左右に 1つづつ配置されている泌尿器系に分類される臓器の一つです。
血液の中の老廃物を ろ過して、尿の中に出すという働きをしています。
腎蔵の中には、糸球体と呼ばれる ろ過器があります。糸球体とは、たくさんの毛細血管が集まったもので、わかりやすくいうと糸を丸めて球にしたような器官です。
この糸球体で、血液をろ過して、老廃物などを尿に出します。
他の腎臓の働きは、血液中の水分や塩分のバランスを一定に保つ、血圧をコントロールする、赤血球を増やす、ホルモンを分泌する、ビタミンDを活性化し、骨を丈夫にする、などの働きがあります。
糖尿病には、3大合併症である糖尿病性腎症というものがあります。糖尿病になり高血糖状態がつづくことで、糸球体の毛細血管が破壊されて、腎臓の機能が低下し、最悪になると腎臓の機能が停止してしまいます。
糖尿病性腎症については、「糖尿病の3大合併症」のカテゴリの「3大合併症 〜糖尿病性腎症」のページで解説させて頂いていますので、ご覧ください。 |
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