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人工腎臓とは、血液の老廃物などを、ろ過して分解するための機械です。透析器ともよばれます。
人工腎臓といっても、体に埋め込むわけではありません。腕の血管に針を刺し、血液ポンプで連続的に血液を取り出します。その血液を人工腎臓に送り、そして血液をろ過してきれいにして、また体に戻します。
これは、血液透析(HD)と呼ばれます。人工透析という言葉もありますが、一般に人工透析とはこの血液透析を指す場合が多いです。人工透析は、血液透析の他に、CAPD(持続性腹膜透析法)があります。
透析治療は 1週間に 3〜4回ぐらい行います。1回の治療は 5時間ぐらいかかります。
糖尿病の合併症には糖尿病性腎症があります。腎症が悪化してしまうと腎臓の機能が働かなくなり、人工透析が必要になります。
糖尿病性腎症に関しては「糖尿病の3大合併症」のカテゴリの「3大合併症 〜糖尿病性腎症」のページをご覧ください。 |
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