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腎不全とは、腎臓の機能が低下して正常に働くなった状態のことです。いろいろな腎臓の病気が、長く続いたことで、糸球体と呼ばれる毛細血管の集まりに障害が起こって、血液をろ過する機能が低下してしまいます。
腎不全には「急性腎不全」と「慢性腎不全」があります。
急性腎不全は、多量の出血や薬などが原因で、急に腎臓の機能が低下します。すぐにしっかりと治療すれば、ほとんどは回復することが可能です。
慢性腎不全は、治療する有効な手段がないのでやっかいです。慢性腎不全は、慢性の腎臓病が少しづつ悪化し、腎機能が低下していきます。慢性腎不全がさらに進行して末期になると、腎臓の機能が異常に低下してしまうので、透析療法、または腎臓移植が必要になります。
糖尿病の方は、合併症として、腎臓に障害が起こることがあります。これを糖尿病性腎症といい、悪化すると腎不全(慢性腎不全)になることがあります。
糖尿病性腎症に関しては、「糖尿病の3大合併症」のカテゴリの、「3大合併症 〜糖尿病性腎症」のページをご覧ください。 |
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