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尿毒症とは、腎機能の低下により起こる臓器、組織、細胞機能の障害と、体液異常により起こる症候群の総称です。
排出されるべき老廃物や毒素が血液中に蓄積され、血液が汚れてしまいます。そのため、腎臓の老廃物を排泄する以外の機能も低下してしまいます。
そして最悪には、脳の神経に障害が起こり、昏睡状態になり、命を失う危険もあります。
尿毒症の症状としては、乏尿、貧血、疲れ、倦怠感、吐き気、むくみ、かゆみ、高血圧、頭痛、肺水症などの症状があらわれます。その他にもさまざまな症状が現れます。
糖尿病の合併症である「糖尿病性腎症」が悪化すると、尿毒症になることがあります。この時期を腎不全期(尿毒症期)といいます。
この時期には、腎臓の血液のろ過機能をつかさどる糸球体(しきゅうたい)は、70%ぐらいおかされていると考えられます。 |
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