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無自覚性低血糖とは、低血糖になる段階がなく、急に意識障害から昏睡におちいる状態のことです。
低血糖になる場合は、冷や汗、手の震え、動悸などの症状が起こり、さらに悪化すると意識障害・昏睡が起こるので、低血糖の症状を覚えておけば、すぐに対処することで低血糖から逃れることができます。
しかし、無自覚性低血糖は、低血糖の初期状態から悪化していくまでの症状を自覚することなく、いきなり悪化した症状がでてしまうので、対処が遅れるととても危険です。
無自覚性低血糖は、1〜2ヶ月内に低血糖をした方や、糖尿病性神経障害がある方に多くみられます。また、高齢者の方は低血糖に気付かず、発見が遅れることが多いので要注意です。
対策としては、持ち運びできる砂糖を持ち歩くようにして、低血糖になったらすぐに食べられるようにしましょう。周囲の人に自分が低血糖になる可能性をしらせておき、低血糖になったときにすぐに砂糖を食べさせて欲しい旨を伝えておきましょう。 |
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