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グルカゴンとは、血糖値を上げる効果のあるホルモンで、低血糖により分泌が促進され、高血糖により抑制されます。
つまり、インスリンとは反対に、血糖値が下がってブドウ糖を必要とするときに、肝細胞に作用します。そして、肝細胞のグリコーゲンがブドウ糖に変化するのを促進します。
グルカゴンは膵臓のランゲルハンス島のA細胞(α細胞)でつくられて、分泌されます。
また、インスリン療法をしている方が低血糖になったときに、グルカゴン製剤を使用することがあります。使用は医師の事前の指示が必要です。
低血糖状態になった糖尿病の方に、他の人がグルカゴン製剤をおしりに筋肉注射します。筋肉注射はしっかりとした打ち方を習得してから行わなければいけません。
インスリン療法などの薬物療法を行っている方は、低血糖になってしまったときの対象方法を医師にしっかりと聞いておくようにしましょう。 |
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