|
|
血糖値による測定基準
(けっとうちによるそくていきじゅん) |
|
|
血糖値の動きやその上がり下がりの時間をみることで、糖尿病であるかどうかを調べることができます。
それでは、正常な血糖値の数値と、糖尿病と診断される血糖値の数値を見ていきましょう。
血糖値の正常な数値は、朝の空腹時で 70〜100mg/dl ぐらいです。食後では、180mg/dl 以下ぐらいになります。
糖尿病と診断される数値は、空腹時の血糖値が、126mg/dl を超えることがよくあって、慢性的に高血糖であり、さらに食後の血糖値が
200〜250mg/dl になってしまい、食後 2時間以上たっても血糖値がなかなか下がらない状態の場合です。
また、測定する時間を決めずに測った血糖値が、200mg/dl を超えている場合は、糖尿病である可能性がかなり高くなります。
ただ、1回の血糖測定検査だけで、すぐに糖尿病であると診断されるとは限りません。空腹の時の血糖値が
126mg/dl 以下でも、食後に血糖値が異常に高い状態がつづくこともあるので、そうし場合は、食後と同じ状態にして血糖値を測ることができる「ブドウ糖負荷試験」を行います。
ブドウ糖負荷試験については、「糖尿病の検査と治療」のカテゴリの「糖尿病の診断検査 〜ブドウ糖負荷試験〜」のページをご覧ください。 |
------------------------------------------
------------------------------------------
|
|