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血糖とは、血液に溶け込んだブドウ糖のことです。
ブドウ糖は私たちにとって、体を動かすための大切なエネルギーです。ブドウ糖は食事などによって補給して、それは血液の中にとけ込み体中に運ばれます。
通常は、食事などをした後は血液中のブドウ糖の量は増えますが、すぐに体中の細胞に吸収されるので、血液中のブドウ糖は減ります。
しかし、糖尿病の方は、このブドウ糖を体内に吸収する働きがうまくいかないために、血液の中のブドウ糖がなかなか減りません。
血液の中のブドウ糖の量を表す数値は血糖値として表されます。この血糖値が高い状態を、高血糖といいます。
血液中のブドウ糖がなかなか減らないと、高血糖状態がつづいてしまいます。この高血糖の状態をほうっておくと、高血糖が体中の血管を少しずつ破壊していき、様々な体への障害が起きてくるのです。
これが糖尿病の怖いところなんですね。 |
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