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痙攣（ケイレン）とは、意志とは関係なく、突然の筋肉の収縮により起こる発作のことです。痙攣は、体の全身の痙攣と、体の一部の痙攣があります。
糖尿病の方で、インスリン療法を行っている方は、低血糖に要注意です。低血糖になって、そのままほうっておくと、意識がもうろうとしたり、暗闇にすいこまれるような不快感などを感じるようになります。そして、そのうち痙攣や昏睡（こんすい）におちいってしまいます。
この低血糖による昏睡を「低血糖昏睡」といいます。低血糖になるということは脳にブドウ糖がいきわたらなくなるので、ブドウ糖が不足して脳の働きが悪くなり起こります。
とにかく、痙攣などを起こす前の初期段階で対処することです。ただ、初期症状が出てもそれが低血糖によるものかどうかがわからないこともありますので、余裕があれば血糖測定器などで血糖値を測ってみるといいでしょう。
もし余裕がない場合は、とりあえず捕食（低血糖から回復、または予防するために少し糖分を食べること）をして、様子を見ましょう。 |
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