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インスリン感受性改善薬
(いんすりんかんじゅせいかいぜんやく) |
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インスリン感受性改善薬とは、1995年から臨床で使われるようになった薬で、インスリン抵抗性改善薬ともいいます。糖尿病の飲み薬としては、低血糖を起こしにくいとされています。
血液の中のブドウ糖は、インスリンの働きだけでは、うまく細胞にブドウ糖をとりこんで、血糖値を下げることができません。
インスリンは、血液の中のブドウ糖と結合して、それを細胞に送ろうと働きますが、それをうけとる「インスリン受容体」の働きもしっかりしている必要があります。
つまり、インスリンの分泌量や働きがしっかりしていても、インスリン受容体がしっかり働かないことで、細胞へのブドウ糖の吸収がうまくいかず、血糖値がさがらないということがあるんです。
これを、「インスリン感受性が低い」、または「インスリン抵抗性が高い」などといわれます。
インスリン感受性改善薬とは、 2型糖尿病の原因のひとつであるインスリンが効きにくい状態を改善して、インスリンが十分に働けるようにすることで、血糖値を下げようとする薬です。 |
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