糖尿病 薬 副作用

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 当サイト「知って健康!糖尿病」では、糖尿病に関する基礎知識・予防・情報や用語集などを掲載しています。 糖尿病は今ではどんな方でも他人事ではない病気として広く知られてきましたが、まだ糖尿病に関して詳しくご存じない方もいらっしゃるでしょう。 危険なのは「知らないこと」です。 知ってさえいれば気をつけることができ、糖尿病を予防することができます。 また、すでに糖尿病である方、そしてご家族など近しい人が糖尿病である方は、自分のため、また大切な人のために、「知る」ことが役に立つと思います。 糖尿病をよく知り、糖尿病とうまく付き合っていくために活用して頂ければとても嬉しいです。

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 副作用 (ふくさよう)

 副作用とは、薬を飲んだときに現れる本来の目的以外の作用のことです。ちなみに、薬の作用の中で治療に必要な作用を主作用といいます。


 糖尿病の薬物療法では、血糖値をコントロールするために、血糖値を下げる作用のある飲み薬やインスリン製剤の注射などを行います。

 ただ、飲み薬やインスリン製剤にも、副作用があります。どのような副作用があるのか見ていきましょう。

糖尿病の飲み薬の副作用
◆α-グルコシダーゼ阻害薬の副作用
 お腹が張ったり、ガスが出やすくなったりします。その他、下痢、軟便、便秘、腹痛、食欲不振、悪心、嘔吐、なども起こることがあります。この薬だけでは低血糖を起こすことはありませんが、他の薬と併用した場合は低血糖になることもあります。その場合は砂糖ではなく、ブドウ糖を飲んで対処します。
◆スルホニル(スルフォニル)尿素薬の副作用
  スルホニル尿素薬の欠点は、服用量が多すぎると低血糖になることがあります。肝臓・腎臓の弱い方、お年寄りの方は特に注意してください。
 そして、空腹感がとても強くなることです。ですので、余計に食べてしまわないように注意してください。
 また、長い間使っていると効果が現れにくくなります。(この現象をスルホニル尿素薬の二次無効といいます。)そのため、薬の服用量が増えるなどのマイナス面があります。
◆インスリン抵抗性改善薬の副作用
 むくみ、貧血、まれに重症の肝障害を引き起こすことがあります。
◆ビグアナイド薬の副作用
 肝臓や腎臓、心臓の悪い方や、高齢者の方は、この薬を服用することで、血液中の乳酸が増えてしまい、吐き気やけいれんを起こして、昏睡状態になってしまう「乳酸アシドーシス」になってします可能性があります。
 この薬を飲んで、吐き気などの体調に変化が起きたら、服用はすぐに中止しましょう。
 食前に飲むと胃腸障害が出ることもあります。
◆速効型インスリン分泌促進薬の副作用
 この薬は、効き目が速くあらわれるので、食事をせずに服用してから 30分以上たってしまうと低血糖を起こしてしまう危険があります。


 インスリン製剤による副作用については、「インスリン製剤の副作用」のページをご覧ください。

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関連 解説ページ
糖尿病の飲み薬の種類
糖尿病の飲み薬 〜α-グルコシダーゼ阻害薬
インスリン療法が必要な方の条件
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