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糖尿病の方が、「吐き気」を感じることがある場合について見てきましょう
ケトアシドーシスの自覚症状 |
「ケトアシドーシス」とは、ケトン体と呼ばれる酸性物質が血液中に増えて、血液が酸性の状態になることです。 |
この状態になると、多尿、のどの渇き、さらに吐き気、嘔吐などの症状が出ます。 |
そしてさらに悪化すると、「ケトン性糖尿病性昏睡」という急性の合併症になることがあります。ケトン性糖尿病性昏睡は、インスリンが極端に不足したとき(高血糖になったとき)に起こることがあります。とても危険な状態なので要注意です。 |
2型糖尿病の方が糖尿病以外の病気になった時 |
糖尿病の方が、かぜなどの病気になったとき、食事はできるだけ普段どうりに行うことがいいです。元気を出そうと多くたべても良くないですし、食欲がないからと全く食べないのも良くありません。 |
食欲がない場合は、おかゆや麺類など、食べやすい献立にしたり、それものどを通らない場合は、その分、糖質を取るようにします。高血糖、低血糖にならないよいうに注意しましょう。 |
それでもどうしても、吐き気がある、または吐いてしまったりして食事がとれない方は早く医師に連絡をとって、適切な指示を受けましょう。 |
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