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CAPDとは、持続性腹膜透析法(じそくせい ふくまく とうせき ほう)の略で、腹膜をろ過膜(ろかまく)として利用し、腹膜の中に透析液を入れて、体の老廃物を持続的に取り除く透析方法です。
CAPDは大きな機械が必要ではないので、自宅で行うことができ、通院も月に 1〜2回程度です。
透析とは、一般的に人工透析といわれ、腎臓の機能が低い、または機能していない方が受ける治療です。腎蔵の働きである血液の中の老廃物を取り除くことを目的としています。
人工透析には、上記しましたCAPDと、血液透析(HD)といわれるものがあります。
血液透析とは、血液を体外へ出しながら透析機に通して老廃物を取り除き、そしてそのまま体内へ戻すという透析療法です。
1回の時間は約 5時間ぐらいかかり、1週間に 3回ぐらい通院して受ける必要があります。
これらの透析療法は、それぞれに長所と短所があるので、どちらの透析療法を行うかは医師の判断によって決められます。 |
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