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高齢者の方は、加齢によって膵臓(すいぞう)の機能が低下するので、インスリンが出る量がすくなくなり、糖尿病になることが多いです。
若いときからずっと糖尿病である高齢者の方は、どうしても合併症などを抱えていることが多いと思います。
お年寄りの方は、合併症が進行しても、その症状を訴えなかったり、神経障害を合併している方は痛みなどを感じにくくなったりします。
ですので、ご家族に糖尿病の高齢者の方がいる場合は、回りの人がいろいろと気にかけてあげることも大切です。
糖尿病の高齢者の方は、自分の体の異変に常に注意して、少しのことでも家族に訴えましょう。それができない方は医師に診てもらいましょう。
薬物療法を行っている方は、薬の分量などを間違えないように気をつけましょう。正しいと思っていたら勘違いをしていた、ということもよくあることです。
ご家族の方も薬の分量など、定期的にチェックしてあげるといいでしょう。
高齢者の方の運動療法は歩くことが一番いいと思いますが、あまり張り切りすぎて無理をするのはやめましょう。
無理をして膝や腰などを痛めてしまっては運動療法も続けることができなくなってしまいますからね。 |
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