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尿糖は、尿糖検査用の試験紙で調べることができます。尿糖検査用の試験紙は薬局などで購入することができます。だいたい
1,000円ぐらいです。
使用方法は、コップに尿を取って、試験紙の先端を浸します。そして、試験紙を引き上げて、一定秒数待ちます。尿に浸して濡れた部分の色と、容器にある色調表を比べて、尿糖の有無や量を判断します。
こまめに検査することで、血糖コントロールの状態を調べることができます。検査方法が簡単なので、続けていきやすいですね。
検査する時間は、食前または食後 2時間の尿をとって検査します。食前では検査値が陰性(−)、食後は(−)〜(±)であるなら血糖コントロールの状態は良いと思っていいでしょう。
ただ、尿はだいたい数時間、膀胱でためられたものであり、それの中の糖を調べることになるので、ある特定の時間の血糖値を調べることはできません。尿をしてから、次の尿をするまでの間の数時間の状態を平均的に調べることができるものです。
さらに、血糖値が高くても尿糖が出にくい人もいます。自分が尿糖が出にくい体質なのかどうかを把握しておく必要がありますので、医師に聞いておきましょう。尿糖が出にくいのであれば、医師に試験紙での検査について相談しましょう。 |
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