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糖尿病の方が国内旅行や海外旅行にでかけることは問題ありません。ただし、条件や注意点があります。
やはり、毎日の食事療法、運動療法などによる血糖コントロールがしっかりとできていないといけません。
旅行中でも食事療法をつづけるのはもちろんですが、薬物療法を行っている方は薬を飲んだり注射することも忘れてはいけません。
特に薬物療法を行っている方は低血糖になる場合も考えれば、一人旅はやめておいた方がいいし、自分で運転しての車での旅行もやめたほうがいいでしょう。
薬物療法を行っている方は、必ず甘いお菓子やジュースなどを準備しましょう。いっしょに旅行に行く人にも糖尿病のことをちゃんと伝えておきましょう。糖尿病カードや糖尿病手帳も必ず持参しましょう。
海外に行く場合は糖尿病カードは旅行する国の言葉での記述も重要です。自分が糖尿病であることがわかるように一文を書いておきましょう。日本糖尿病協会では、英文のカードを用意しています。
そして、旅行するときは医師に相談するのも忘れないでください。旅行へ行く場所を伝えて、注意すべき点や持参するものを相談しましょう。
旅行に行くと楽しくなるし、環境もかわるので、生活サイクルが変わります。規則正しい普段の生活のリズムがくずれやすくなるので、十分注意しましょう。 |
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