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緑内障とは、眼圧が高くなることで視神経が障害を受けて、視力が落ちたり、視野がせまくなる病気です。
眼圧とは、角膜と水晶体の間を満たしている房水と呼ばれる液体によって一定に保たれているものです。
視神経は一度障害を受けると元に戻りません。ですから、治療が遅れてしまうと、失明する危険が高いです。
糖尿病の特有の緑内障で「血管新生緑内障」というものがあります。これは、網膜症で生じた新生血管が、房水の排出口の隅角(ぐうかく)とよばれるところをふさいでしまうので、房水が排出されず、眼圧が上がってしまい起こります。
糖尿病からの緑内障の治療は、レーザー治療をおこないます。
緑内障の症状は、視力低下、目の激痛、頭痛、吐き気などが起こります。ただ、神経障害を合併している方は、痛みを感じない方もいるので注意が必要です。
前述しましたが、緑内障は治療が遅れると失明する可能性が高い病気です。目の検査を定期的に受けておくことを心掛けておきましょう。 |
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