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糖尿病の感染症でよく見られるものの一つに尿路感染症というものがあります。尿路感染症は、膀胱炎(ぼうこうえん)、腎盂炎(じんうえん)、腎盂腎炎などがあります。
◆尿路感染症 〜膀胱炎について
膀胱炎(ぼうこうえん)は、排尿の回数が増えたり、排尿のときに痛みが出ます。
膀胱炎の検査は、尿の中の白血球を調べる「尿沈渣(にょうちんさ)」を行います。白血球の数が多いと膀胱炎の可能性があります。
◆尿路感染症 〜腎盂炎・腎盂腎炎について
腎盂炎(じんうえん)は、腎臓から尿管に入る手前のところの病気です。腎盂腎炎は、尿をつくる糸球体や、尿を集める尿細管での病気です。
腎盂炎や腎盂腎炎の症状は、発熱、ふるえ・悪感、腰痛などが起こります。慢性化していまうと症状が出なくなることがあります。
腎盂炎や腎盂腎炎の検査は、尿の細菌検査を行います。
尿路感染症は早期発見が重要です。ですので尿検査を定期的に受けておいたほうがいいでしょう。治療としては、抗生物質による治療を行います。 |
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