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知覚神経・運動神経の障害への治療は、血糖コントロールがとても重要な治療法となります。
良好な血糖コントロールをして、血糖値を常に正常値に維持していくことで、知覚神経の異常から起こる症状は、半年から
1年ぐらいで改善していきます。
そして、痛む体の部分のマッサージ、散歩、保温なども症状によって行います。痛みのほどんどは保温で良くなりますが、冷やしたほうが良い場合もあるので、医師の指示に従ってください。
それでも痛みが治まらないときは、医師の判断により薬による治療(薬物療法)をすることもあります。市販の痛み止めは効かないことが多いです。
糖尿病性神経障害の薬物療法に使われる主な薬は様々なものが使われます。
お酒に関しては、控える必要があります。血糖コントロールをしていき、状況によって薬を使い、しっかりと治療していけば、少しづつ改善していくでしょう。
症状がいくつもあらわれていると治りにくくなることもあり、回復が遅くなってしまうことで、治療方法に関して疑問を感じることもあるかもしれませんが、根気強くゆっくり治していきましょう。
治療について疑問やわからないことは、しっかりと医師から説明を受けることも大切です。
それでは次のページでは、糖尿病性神経障害の自律神経に起こる障害について見ていきましょう
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