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糖尿病での自律神経の障害が進むと、下痢や便秘になりやすくなります。下痢、または便秘のどちらかの場合と、両方を繰り返す場合もあります。
便秘の場合の予防は、やはり規則的に排便をすることです。どうしても便秘がちになってしまう方は、医師に相談して、薬を出してもらってもいいでしょう。
下痢の場合は、突然下痢が起きたり、お腹が痛くならなかったり、ひどく体力が消耗するほどではない、などの特徴があります。
もちろん、程度は様々なので、お年寄りの方は下痢によって血圧が下がったり、下痢によりひどい脱水症状になったりすると低血糖になるきっかけになるので、注意しましょう。
便通に関しては、基本的に便秘気味な方や、ゆるめの方など人それぞれですし、食べたものや生活のリズムなどにも影響されるので、神経障害による下痢・便秘かどうかは判断がむずかしいと思います。
ですから、糖尿病の方は、下痢・便秘がつづくようでしたら、医師に相談して判断してもらうほうがいいでしょう。
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