糖尿病性腎症 治療

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 当サイト「知って健康!糖尿病」では、糖尿病に関する基礎知識・予防・情報や用語集などを掲載しています。 糖尿病は今ではどんな方でも他人事ではない病気として広く知られてきましたが、まだ糖尿病に関して詳しくご存じない方もいらっしゃるでしょう。 危険なのは「知らないこと」です。 知ってさえいれば気をつけることができ、糖尿病を予防することができます。 また、すでに糖尿病である方、そしてご家族など近しい人が糖尿病である方は、自分のため、また大切な人のために、「知る」ことが役に立つと思います。 糖尿病をよく知り、糖尿病とうまく付き合っていくために活用して頂ければとても嬉しいです。

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 糖尿病性腎症の治療@

糖尿病性腎症が治療により確実に回復できるのは、第2期の早期腎症の段階までです。

ですので、早期腎症よりも悪化する前に腎臓の異常を発見するために、微量アルブミン尿検査を必要に応じて行っていきます。


第3期である顕性腎症(けんせい じんしょう)の時期になると、血圧が上がってきてしまいます。

腎症にとって高血圧は、症状を悪化させ、逆に血圧の上昇を抑えると腎症の症状の悪化が遅くなります。

ですので、血圧が上がらないようにコントロールする降圧療法が必要になります。降圧療法には、降圧薬という血圧をさげる薬を使います。


そして、透析治療に関しては、主治医の判断によって行います。透析治療(人工透析)については、前のページで触れていますが、透析治療が必要になるほど腎症が悪化してしまうと、だいたい1日おきぐらいに透析を受けることになります。 1回に4〜5時間もかかるので、日常生活への負担も大きくなってしまします。

透析療法期の段階になるまで糖尿病を放置しせず、速い段階での治療をしっかりと行いましょう。


ちなみに、第3期の顕性腎症の段階から腎不全の状態になるまでには数年、さらに末期の状態にまで悪化するのに約30年ぐらいかかります。急激に発症して悪化するわけではありません。


それでは次のページでは、糖尿病性腎症の食事療法について見ていきましょう。

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