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糖尿病性腎症は、腎臓の機能障害の程度により段階があり、その段階は、第 1期〜第 5期まであります。このページは、その第
1期について見ていきましょう。
◆糖尿病性腎症の第 1期 「腎症前期」
糖尿病性腎症の第 1期は、「腎症前期」と呼ばれます。腎症前期では、微量アルブミン尿とたんぱく尿の両方とも陰性で、腎臓の機能検査も正常な状態です。
まだ、腎症の症状はでていないものの、もし糸球体に血糖の高い血液が流れてしまうと腎症を発病してしまう可能性がでてきます。
糖尿病性腎症の潜在期で、自覚症状はありません。
◆腎症前期での必要な検査
年1回の尿中微量アルブミン検査や、腎機能検査、血液検査です。
◆腎症前期での治療法
治療法としては、血糖コントロールを中心として、食事療法、運動療法、薬物療法などです。
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