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通常、食事をすると 15分ぐらいで血糖値が上がり始めます。そして、インスリン製剤の効果は注射してから 30分ぐらいで効果が出てきます。
そのため、インスリン注射は、基本的に食事の 30分前に打つのが効果的です。
インスリン注射は、体の一番 外の皮膚と、中の筋肉の間の部分に行います。これを「皮下注射」といいます。
インスリン注射をする体の場所は、上腕、腹壁(おなか)、臀部(でんぶ、お尻のことです)、ふともも、です。
その中でも、一番よい場所が、腹壁(おなか)です。腹壁は最も吸収が速く、痛みも少ないからです。ただ、へその周りは避けましょう。
注射部位は毎日変えないようにしたほうがいいです。だいたい前に注射した場所から
3cmぐらいはなした場所に注射するのがよいでしょう。注射部位は、もんだりしないようにしましょう。
注射した後は、激しい運動は控えた方がいいです。 |
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