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糖尿病の飲み薬である、経口血糖降下薬の正しい服用によって、血糖値のコントロールの状態がよくなります。
ただ、経口血糖降下薬は糖尿病を一時的に改善する薬であり、糖尿病を治す薬ではありません。ですから薬を飲んで、良くなったからといって勝手に薬をやめてはいけません。
薬物治療(薬物療法)が医師の判断により開始されたら、医師の判断がなければ薬を飲むことをやめてはいけません。
そしてだいたいの場合、飲み薬を飲み始めたら、長い期間か、一生飲み続けることになります。(病状によっては、薬物療法を一時中断できる場合もあります。)
そして、食事療法も忘れては行けません。薬を飲んでいれば、いくら食べてもよいというのではなく、薬を飲みながら、食事療法をしっかりとつづけることが重要です。
もし、薬物療法を行っている人が医師の指示を超えたカロリーを食べてしまうと、それにあわせて薬の量も増やさなければなりせん。
薬を増やせばまた血糖値を正常値にすることはできますが、肥満になってしまい、インスリン抵抗性が増大してしまいます。
つまり、たくさん食べて薬で無理におさえようとすれば、糖尿病が悪化してしまうのです。
しっかりと食事療法や運動療法を基本として行い、それでもうまくいかない分の血糖コントロールを薬で行う、ということなのです。 |
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