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糖尿病の方が、お酒を飲むことはおすすめできません。ここではお酒の糖尿病への影響について見てきます。
◆アルコールは高エネルギーなので、どんなお酒の種類もよくありません。アルコールを飲み過ぎたり、長い時間飲み続けていると、高血糖になり、中性脂肪が増えてしまいます。
◆アルコールは食欲を高めます。アルコールによって胃液の分泌がよくなってしまうためです。そのため過食になり、食事療法が困難になってしまします。
◆アルコールは高エネルギーですが、糖質、脂質、タンパク質などの栄養素を含んでいません。ですから、エネルギーの部分だけで判断して、ご飯などの他の食品を交換してはいけません。
◆アルコール類は、糖尿病の薬やインスリン注射の薬の効果を高めてしまい、低血糖を起こしてしまうこともあるので危険です。
◆アルコールの飲み過ぎにより、さまざまな合併症を悪化させてしまう原因になります。
糖尿病の方にとっては、お酒を飲むことは危険なことや悪影響が多いことがおわかり頂けたでしょう。
だからといって、糖尿病の方はお酒を 1滴も飲んではいけないのかというと、そうではありません。糖尿病の方の状態によっては少しは飲んでも問題ありません。
次のページでは、その辺のところを見ていきましょう。
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