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食品交換表の素晴らしいところは、食品交換表の中にある食品は、単位数を同じにすれば、交換して食べることができる点です。
同じ表の中の食品は、その栄養素やその割合などがほとんど同じなので、交換して食べても同じ栄養やエネルギーを取ることができるんですね。
下の表をみてください。ご飯とパンは一緒の表の仲間ですので、パンよりもご飯を食べたい方は、パン
30gの代わりに、ご飯 50gを食べることができます。
同じ表の仲間どうしを、自分のお好みに合わせて交換して食べれば、いちいちカロリー計算をしなくてもいいわけです。なれてくば、食品交換表を見なくても同じ表の食べ物を交換できるので、かなり手間がはぶけます。
下の表は、食べ物の種類など、代表的なものを記載しているのでシンプルですが、実際に食品交換表を使いたい方は、日本糖尿病学会編の「糖尿病食事療法のための食品交換表」という本がオススメです。もっと色々な食品の分量などが記載されているので、医師の指示をふまえながら、利用してみましょう。
1単位 = 80kcal にあたる食品の分量
表1
(主食の仲間) |
・6枚切り食パン = 30g (2分の1枚ぐらい)
・ご飯 = 50g (小さい茶碗に半分ぐらい)、
・ジャガイモ = 110g (中 1個) |
表2
(果物の仲間) |
りんご = 150g (中 3分の2ぐらい)
バナナ = 100g (中 1本)
みかん = 200g (中 3個) |
表3
(肉や魚の
仲間) |
とうふ(木綿) = 100g (3分の 1 丁)
あじ = 60g (中 1尾)
牛もも肉(脂身なし) = 40g
鶏卵 = 50g(小 1個) |
表4
(牛乳の仲間) |
牛乳 = 120g
プレーンヨーグルト = 120g |
表5
(油の仲間) |
植物油 = 10g (大さじ軽く 1杯)
マヨネーズ = 10g (大さじ軽く 1杯)
バター = 10g (大さじ 3分の2ぐらい)
ベーコン = 20g |
表6
(野菜の仲間) |
色々な野菜を組み合わせて 300g
(糖質の多い野菜は×) |
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