|
糖尿病かどうかを判断するのに、血糖値はとても重要な手がかりになります。血糖値を計る検査を「血糖測定検査」といいます。血液を採取して調べます。
血糖値は普通、食後の 2時間ぐらいが一番高くなります。空腹の時は血糖値は低くなります。しかし、糖尿病の方は食後
2時間以上たってもなかな血糖値が下がりません。
糖尿病かどうかを検査するには、空腹の時の血糖値、「空腹時血糖」を測定します。朝食の前の血糖値で調べるのが普通で、健康な人なら朝の血糖値は 70〜100mg/dlくらいです。
糖尿病と診断されるのは、空腹時血糖値が126mg/dl を越えることが何回も繰り返されて、高血糖状態が慢性的になっている場合は、ほとんどが糖尿病と診断されます。
また、測定する時間を決めずに血糖値を測定する「随時血糖値」が、200mg/dl
を超えていると、糖尿病の可能性が高くなります。
糖尿病の血糖値の検査で、一度だけ糖尿病と診断される数値がでても、それだけで糖尿病であると決定できるとは限りません。医師の判断により、さらに血糖の検査を行う場合があります。
次のページでは、その検査につてみていきましょう。
※次のページ「糖尿病の診断検査 〜ブドウ糖負荷試験」へ進む
|
|
|