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C-ペプチド検査とは、膵臓のインスリンの分泌量の測定をする検査です。尿の中の C-ペプチドという物質の量がどれぐらいかをはかります。
なぜ、尿の中のC-ペプチドをはかるとインスリンの分泌量がわかるかというと、膵臓(すいぞう)では、プロインスリンという物質が分解してインスリンがつくられる過程で、C-ペプチドが生じます。
このうち、一定部分が尿に排出されるため、尿にふくまれるC-ペプチドの量を調べれば、インスリンがどれだけ分泌されたのかがわかるんです。
特にインスリン療法を行っている方の膵臓の働きを見るのに、この検査は適しています
C-ペプチドの測定は、24時間にわたってためた尿を使っておこないます。C-ペプチドの値が大きい場合は、膵臓のインスリンを分泌する力が十分にあることになります。
C-ペプチドの値が小さい時には、膵臓のインスリン分泌能力が弱い、もしくはその能力がないと判断されます。 |
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