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糖尿病の3大合併症である糖尿病性神経障害の検査は、「腱反射テスト」、「皮膚の知覚検査」、「振動覚検査」、「心拍変動測定」などがあります。
「腱反射テスト(けんはんしゃ テスト)」は、ゴム製のハンマーでひざ小僧の下やアキレス腱を軽くたたいて反射をみます。
「皮膚の知覚検査」は、針などで皮膚をつついて痛みを感じるかどうかを調べます。
「振動覚検査(しんどうかく けんさ)」は、振動させた音叉(おんさ)を足のくるぶしなどにあてて、振動を感じている時間をはかります。神経障害が進行すると、振動を感じている時間が短くなります。
「心拍変動測定(しんぱく へんどう そくてい)」は、心電図をとりながら心臓の拍動の変化を見ます。心拍は、自律神経によって息を吸うと速くなり、吐くと遅くなるので、自律神経がおかされているとこの変動が少なくなります。
医師に、しびれ感や神経痛、足の冷えなどがあるか問診されることもありますが、これも神経障害があるかどうかを確かめるためです。
糖尿病性神経障害についてくわしくは、「糖尿病の3大合併症」のカテゴリの「糖尿病性神経障害とは?」のページからご覧ください。 |
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