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ケトン性糖尿病性昏睡(ケトン性昏睡)はが発症するメカニズムについては前のページを見ていただくとして、ここではケトン性糖尿病性昏睡の起こるきっかけと症状を見ていきましょう。
・ケトン性糖尿病性昏睡が起こるきっかけは?
ケトン性昏睡が起こるきっかけは、 1型糖尿病を発病していることに気付かずに治療・対処もないまま生活したり、インスリン注射を自分の判断でやめてしまう、またはインスリン注射の量が適切でなかったり、2型糖尿病の方が高血糖状態で重い感染症(虫垂炎・肺炎・腎盂炎)で高熱を出したときや、ストレスや疲労、暴飲暴食による血糖値の上昇など、いろいろなケースがあります。
・ケトン性糖尿病性昏睡の症状は?
たくさんの尿が出て、のどが異常に渇きます。体はだるくなり、それらの症状がどんどん強くなり、食欲がなくなってきます。気持ち悪くなり吐き気をもよおしたり、嘔吐をしてしまいます。
人によっては激しい腹痛をともないます。そして、しだいに意識がもうろうとしてきて、大きな呼吸をするようになり、最後には昏睡状態となってしまいます。
このような症状があらわれたとき、またはケトン性昏睡の可能性が少しでも考えられる場合には、すぐに医者に診てもらってください。昏睡状態がつづくと最悪の事態になってしまいます。一刻をあらそいますので、
救急車を呼ぶなどして、素早く対処してください。 |
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